神に永遠の命が与えられていると思っていた御仁が二人います。水木しげる先生と楳図かずお先生です。
昔の少年漫画は女の子の絵がテキトーなのが常なのですが、梅図先生の描く主人公の女の子（たまみ除く）は異常にうつくしい。初期から、憂いがあってうつくしかった。
『イアラ』に、自分の美しさが失われていくことが怖ろしくて、化粧して精神を保つ姫の話がありました。『イアラ』の短編集はどれも傑作です。長い時を経てようやく理解できる話が多いと感じます。
ホネはうつくしい。いやらしいのはその上に付いている肉ではないか！（おろちより）
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